パシャ打ちタイピングへの思い

パシャ打ちタイピングへの思い

さいしょに

パシャ打ちタイピングを制作・運営するにあたって、感じたことや思ったことを開発者視点で好き勝手に書いています。
さまざまなご意見が噴出すると分かって書いておりますので、ご意見がある方はお問い合わせのほうへどうぞ。

作者について

基本スペック

年齢
40代後半
出没エリア
横浜・仙台
職業
元教員・エンジニア
特徴
ストレートな物言い
打鍵速度
300~350kpm(ふつう)

タッチタイピングとの出会い

始めてPCを買ったのが大学3年生のころ。DELLのノートPCでした。CPUはPentiumⅢで確か25万円くらいだったと思います。
PCは大学のMacをよく使っていましたがWindowsは初めてで、買ったその日に訳が分からずOSのセットアップを間違えてデュアルブートしてしまった記憶があります。

そんなことはさておき、タッチタイピングとの出会いですが(当時はブラインドタッチと言ってました)
実験のレポートをWord、Excelで作らなければいけない、PC入力を覚えないといけないという思い込みで練習し始めた感じです。

私の場合は、誰かに教わったわけでもなく手元にあった「特打ち」というタイピングソフトとインターネットからダウンロードした「Ozawa-ken」で練習しました。
当時はインターネット上にも情報が少なく(まだ2chすら流行り始めのころだったような。。ADSL回線でしたし。)
今思えばだれか教えてくれる人がそばにいればもっと安心感を持って練習できたのかなぁとも思いますし、誰一人教えてくれる人がいなかったから、
ムキになって練習できたのかとも思います。

全くブラインドタッチの学習の仕方が分からず、とりあえずキーの配置を覚えなくてはと思い、
素人ながら、毎日「特打ち」のキー配置を覚える初心者ゲーム(パシャ打ちの「きそ」のトレーニングのようなやつ)をやっていたような気がします。
練習した期間は全部で2カ月弱程度でしたが、毎日欠かさず少なくとも30分くらいはやるようにしてました。
「ほんとにできるようになるのかなぁ」と不安でしたがとりあえず、毎日基礎的な練習してれば出来るようになると信じて練習しました。

その後、1週間くらい経った後に、「Ozawa-ken」雑魚キャラを倒すことができるようになり、「こういう練習をしていれば出来るようになる!」と
その時初めて分かったような気がします。

「特打ち」のキー配置を覚えるゲームを毎日と、「Ozawa-ken」の2つのゲームがメインでやり、「Ozawa-ken」のラスボスを倒した後に入手した、
「北斗の拳」と「TOD:Typing Of The Dead」のゲームにシフトして毎日アホみたいにやり続けました。この頃になると1日2時間くらいはやってました。

とくに「北斗の拳」は興奮するゲームで、百裂拳を出すために熱中して強くキーボードを叩いて練習していたため、(アターッって感じで笑)
新品で買ったノートPCのキーボードを買ってわずか2カ月足らずで破壊(泣)最後にはキー入力が出来なくなり、外付けキーボード専用になったので
持ち歩けないノートPCになってしまいました。
今思うと、研究室にはPCがたくさんあり、自分のノートPCを外に持ち出す必要なんかなかったので最初から安いデスクトップを買っておけばよかったと後悔してます。

ノートPCはぶっ壊れましたが、このように短期間で無事にタッチタイピングが出来るようになったわけです。

タッチタイピングの先輩として、これから学ぼうとしている方へアドバイスをするならば
・キー配置を覚えるトレーニング(パシャ打ちの「きそ」のトレーニングのようなやつ)を毎日欠かさずやる。そして体に覚えさえる。
・文章入力をするゲームは、飽きが来ないようにいろんな種類のゲームを試す。
の2点です。

タッチタイピングの練習の初期段階は苦痛が大きいです。意地でもキーボードを見ないようにしてやるわけですから、ストレスマックスです。
なので、上段・中段・下段・最上段の右手・左手で分けて当時は練習していました。
おそらく「特打ち」のゲーム内のガイダンス・カリキュラムに従って練習していたのかなと思います。

あと、当時はなぜかキーボードに置いた両手が斜め右上がりになってたような気がします。わかりますかね?その感じ。笑
両手の人差し指をホームポジションに置きっぱなしにするので、自然と両腕が斜めになってくるんですね。
タッチタイピングあるあるだと思うんですが。

当時頑張って覚えて本当によかったなぁと思います。
その後、就職したところでPC操作が必ず必要でしたので、学生のうちに覚えることができて本当にラッキーでした。

タッチタイピングは一度身についてしまうと、体が覚えるのでめったに忘れません。ずっと自分のスキルになります。
これから学ぼうとしている方、最初は大変だと思いますがきっと大きなメリットになると思いますので、
パシャ打ちなどの練習サイトやタイピングゲームを利用して、頑張って習得できることを祈っております。

パシャ打ちタイピングのはじまり

弊社について

株式会社ミルシス(以下弊社)は、小さい会社ですが企業向けの基幹システムなどを作っている制作会社です。20年以上前からDX支援を始めて今に至ります。
DXと言う言葉は、比較的最近になって出てきた言葉で、弊社の仕事について簡単に言うと、 エクセル・ワード・紙媒体などでデータ管理をやっていたものを、DBを使用したWEBシステムに切り替えるお手伝いをしている会社です。
とくに、汎用的な案件管理システムで対応できないユニークな商売を行っている企業に対して、フルスクラッチで基幹システムなどを作っています。

企業のDXの面倒を見る

たとえば、紙やエクセルで案件管理をしていた会社があったとして、WEBシステム導入のご依頼があったとします。
弊社は制作会社ですので、システムをゼロから内情に合わせてシステムを構築します。
流れ的には、

【依頼】 → 【システム構築】 → 【納品】

・・・ではないんです。

システム会社なので、システムをつくるのはもちろんですが、
納品に至るまでに、PC環境やNASの導入、ネットワーク環境の見直しなどを行い、
システムが導入された後に生産性が上がるように、ありとあらゆるコンサルを行います。
そして、その一環としてタッチタイピング指導を行っておりました。

ですので、正しくは

【依頼】 → 【いろんな見直し・タッチタイピング指導】 → 【システム構築】 → 【納品】

です。

考えてもみて下さい。

いままで紙で案件管理を行っていた会社が、システムを導入したらすんなり生産性が上がると思いますか?
PCなんか普段から使っていなかったから生産性が上がるどころか、確実に下がりますよね。。。
「前より面倒になった」「せっかくシステム化したのに」「時間が倍かかるようになった」というクレームにならないように、
システム納品前にPC環境を整え、タッチタイピング指導を行って、生産性が少しでも上がるようにトータルで面倒を見ます。
もちろん、このタッチタイピング指導などは、無料でおこなっているサービスです。
本来は発生するはずがない仕事なんです。。。

世間では、DX、DXと簡単に言っておりますが、現場はめちゃくちゃ大変です。
システムを導入すれば、「ハイすべていい感じになりました!」というわけにはいかないのが現状です。

フリーのタイピングソフト

ということで、何度も言いますが弊社は、弊社のお客様に対して無料サービスでタイピング指導を行っていたんです。
タイピング指導自体は1円の利益にならないので、もともとはネット上にあるフリーのタイピングソフトを使用しておりました。
ただ、フリーのタイピングソフトと言うことで、広告がたくさんあったり、文字が小さかったり、「こういう練習メニューがあればいいのに」というニーズに対応することが出来ませんでした。
そういうことをしていると、致命的なことが起こってきます。

・・・お客様が全然練習してくれない(笑)

そりゃそうですよね、自分の仕事以外に、練習させられて言ってみれば仕事を増やされるわけですから。。
そしてタイピング練習をしようがしまいが、仕事での自分の業績に関係ないという。。。
そりゃ、練習しませんわ。

それでも、なんとか出来るようになってもらうために、2日に1回お客様のところに通って、タッチタイピングの成果を見ることにしたんです。
そうしたら、そのお客様、2か月後には出来るようになったんです!
この経験から「学習を見てあげれば、忙しいおとなでも練習してくれる」ということを学びました。

お客様のところへ通うのが大変

タッチタイピングの練習を、おとなでもしっかり見てあげれば練習してくれる、ということが分かりましたが
前述にもありますが、弊社は制作会社です。
タッチタイピングを指導しても1円にもなりません。
「無料サービスで通うのムリだ・・・」
そうなりますよね。
じゃあ、 「でんわやメールで、面倒みればいいんじゃね?」と当然のことながら考えました。

っということで実践しましたが、結論からいうとダメでした。
「タッチタイピングの調子どうですか?」と頻繁にでんわやメールをすることに、こちらが気が引けててしまうというのと、
仮にでんわしたともしても「どこまでできるようになりましたか?」と聞いたところで実際に見てないので、ほんとにできてるのかどうかが分からないという理由でした。

せめて練習をちゃんとやってるかやってないかだけでも確認できれば、話のネタにもなるのに。。。

DX、つらい・・・

1円の利益にもならない事にリソースを使うのが、すごいつらい時期がありました。
「これ、うちの仕事じゃないよね?」
と思うこと数年。いや、数十年です。
ずっと思ってました。システムを導入して生産性が上がらないのは、少なからずお客様にPCスキルがなさすぎることに原因があると。
でもそんなこと言ってられないんですよね。完全に愚痴です。
「お客様がシステムを導入して、生産性を上げてもらってこそ、その対価をいただける」
それも頭では分かってはいるんです。

幕張やビッグサイトの展示会に毎回行きます。
今はAIがトレンドですが、数年前のコロナ過では電帳法がトレンドで、DXを謳ったソフトウェアがたくさん並んでおりました。
呼び込みの方は、「これで生産性が上がります!」と自信満々に語り掛けてきました。
ほんとにそうですかね?
DX語るなら、IT環境、特にPCスキルまで面倒みてやる必要があるでしょう?と。
PC使えない大人、どんだけ世の中にいるとおもってんねん!ソフトウェア導入に億単位かけたとして、生産性がほんとに上がるんかい!と。
お金を使ってソフトウェアを導入するだけでは生産性は絶対に上がりません。と声を大にして言いたいです。

タイピングソフト、作っちゃおうかな

何度も言いますが、弊社はシステム屋です。制作してなんぼです。
タイピング指導や、ワード・エクセルの使い方は、ほかの業者のお仕事でしょうと。ずっと心の中で思っておりました。
でもそんなこと言っていても、お客様の生産性を上げるのが弊社のお仕事。
「練習管理できるタイピングソフト・・・作ってみようかな」
自分の思い通りのソフトウェアができれば、お客様も練習してくれるかもしれない。タッチタイピングが出来るようになるかもしれない!と言うことで片手間に作ることにしました。

★どんなソフトにするか

  • とにかく、毎日してくれるようなわかりやすいインターフェース
  • 反復練習できるようなタイピングメニュー
  • 練習したかどうかを管理画面から見れるような設計
  • 過度の情報を載せない。超初心者用の情報だけ載せる。


タイピングソフト自体は技術的に難しくありません。やる気さえあれば比較的簡単に短時間で作れちゃいます。
keydownのイベント仕込んで、判定するだけですから。

あっという間に完成

入力プログラムに時間がかかりましたが、それ以外の部分は1か月もかからずあっという間に出来上がりました。
1円にもならない仕事に大事なリソースを使うわけにはいきません。
とにかく弊社のお客様に使ってもらうだけ。一般公開はしない。プログラムにミスがあっても、まあヨシとする。 とにかく、出来上がりました。
サーバーも弊社のテストサーバー上にアップ。だって一般公開しないもん。
タッチタイピングでパシャパシャ打てるようになってほしかったので「パシャ打ちタイピング」のサイト名にしました。

  • 非公開時代のパシャ打ちタイピング。初期の初期。
    初期のころのパシャ打ちタイピング
    やっつけで作った感が否めない。
  • 非公開時代のパシャ打ちタイピングの練習画面1。初期の初期。
    練習画面1(ポップアップウィンドウを採用)
  • 非公開時代のパシャ打ちタイピングの練習画面2。初期の初期。
    練習画面2(ポップアップウィンドウを採用)

やっぱり練習してくれない

とりあえず、思い通りの練習が出来るタッチタイピングソフトが出来上がりました。
これでタイピング指導は会社としては終了。と思っておりました。
お客さんに紹介して、練習してもらって、みんなタッチタイピングが出来るようになると思っておりました。

やっぱり練習してくれない(笑)

「なんでだろう?」と考えました。お客さんのモチベがなかっただけ。ほかの人は練習してくれるだろうと。
そんな時、あるお客さんから、「なんかとっつきにくいんだよね」という意見が。。。
いやいや笑
そんなこという?笑
ボランティアで作ってるのに。しまいには老眼で字が小さくて見えないと(爆)老眼って。。。
ディスプレイ大きくすればいいじゃん!ノートPCの画面が小さいのは、ソフトウェアのせいじゃないでしょう!!

  • 非公開時代のパシャ打ちタイピング。
    初期のころのパシャ打ちタイピング
    ちょっとだけ色味を追加
  • 非公開時代のパシャ打ちタイピングの練習画面1
    練習画面1(ポップアップウィンドウを採用)
    画面をちょっとだけリッチに
  • 非公開時代のパシャ打ちタイピングの練習画面2
    練習画面2(ポップアップウィンドウを採用)
    字を大きく、コントラストを大きく

字をとにかく大きく!とっつきやすくするために漢字を減らす

練習してくれないとプログラムを作った意味がないので、サイトを開いてとにかく触ってもらうために、字を大きく、とにかく大きく、平仮名を多用して、
小学生向けのインターフェースに変えました。
小学生向けのインターフェースを作りたくて作ったわけじゃなく、おとなにとにかく触ってもらうために、突き詰めると小学生向けのインターフェースに なっちゃったという感じです。
とっつきやすくするために、しょうがなくイラストもたくさん作ることに。
とにかく、やっつけで作ったパシャ打ちタイピングは小学生向けの練習画面になっちゃいました。

一般公開してみる

1円の利益にもならないソフトに、リソースをたくさん使ってしまったため「公開できるレベル」になってしまったパシャ打ちタイピング。
もったいない根性もあって、一般公開することに。少しでも触ってくれる大人がよろこんでくれればいいかな?と思ってました。
当然のことながら、アクセスは毎日ほとんどなし。そりゃそうだ。自分のとこのお客さんが使ってくれればいいだけ。
ただそれだけ。
一カ月以上、googleからの流入、ほとんど無し(笑)

ショートカット練習機能を実装

PCスキルを上げて仕事するためにはタッチタイピングも大事ですが、ショートカット機能を多用することも抜群に効果があります。
ということで、お客さんのために、パシャ打ちタイピングにショートカット練習機能を実装しました。
一般リリースして1か月以上経った頃です。
Windows用にショートカット練習が出来るサイトはネット上にすこしあったのですが、 ひたすらショートカット練習できるような画面が欲しかったのでパシャ打ちに実装しました。

またMAC用のショートカット練習サイトが、当時は一つもネット上にありませんでした。
パシャ打ちタイピングは当初の設計からMACに完全対応しておりましたので、MAC用のショートカット練習機能をついでに実装しました。

今思えばこれがバズるきっかけになるとは当時は思いもしませんでした。

  • 一般公開して少しした頃のパシャ打ちタイピング。現在の原型に近いデザイン。
    一般公開して少しした頃のパシャ打ちタイピング
    現在の原型に近いデザイン
  • ポップアップウィンドウを採用していたころのパシャ打ちタイピングの練習画面1。現在の原型に近いデザイン。
    練習画面1(ポップアップウィンドウを採用)
    現在に近い。それでもまだポップアップ。
  • ポップアップウィンドウを採用していたころのパシャ打ちタイピングの練習画面2。現在の原型に近いデザイン。
    練習画面2(ポップアップウィンドウを採用)
    現在に近い。それでもまだポップアップ。

なんかアクセスが、、、

アクセスがいつもないので、パシャ打ちのサイトログもろくに管理しておりませんでした。
思い立って、ふとログを見ると、
「・・・増えちゃってる。。。」
パシャ打ちはプレイログを取っているので、DBを確認することに。
「なんじゃこりゃ・・」
そうです。ショートカット練習のページでバズったんです。
今思えば、ショートカット機能だけをアホみたいにひたすら練習できるサイトが世の中に無かったんです。

パシャ打ちタイピングは完全無料です。会社としては1円の利益にもなりません。完全にボランティアです。
なのでバズろうが何しようが、しったこっちゃない。

サーバがエラーを吐く

パシャ打ちタイピングは非公開時代は弊社のテストサーバ上にアップしておりました。
そして一般公開するにあたって、やっすいレンタルサーバを借りて載せ替えました。
安いレンタルサーバはDBが貧弱です。それは分かっていました。でも利益を生まないのでしょうがないなと。

エラーが頻発に出るようになりました。お客さんの成績が管理できないようになってきました。
サーバを載せ替えれば一発解決するのに。でも利益出ないボランティアソフトだし・・・。
葛藤はありましたが、最終的には載せ替える決断にいたりました。リリースして4か月目くらいのことです。
とにかく、パシャ打ちにリソースを取られないように取られないように。。。といつも葛藤しながら作業しておりました。

パシャ打ちタイピングへの思い

タイピング教育について考えるようになる

日に日にアクセスが増えていき、リリースから半年後には「ショートカットキー 練習」「タイピング 平仮名」「タイピング 漢字」などのgoogle検索で1位とか2位とかで表示されるようになっちゃいました。
原因は、おもに小学生です。ログをみててはっきりとわかります。「スペース」や「句読点」だけの問題をひたすらこなす職人のようなプレイスタイル。
昔の朝自習時間のような感じで朝タイピング?のような時間があるのか、平日の朝8:00過ぎからDDos攻撃がはじまります(笑)
当初DBのアクセス周りを限定的にしておりましたが、こういうこともあって最大限までチューニング。
サーバは当時は毎月スケールアップしてたような気がします。

「小学生が私が片手間に作ったソフトで一生懸命練習している」
なんか、いろいろ考えさせられました。
GIGAスクールで一人一台、端末が貸与される時代なのに、もっといい教育用のソフトウェアがないんかと。世の中どうなってんだと。

多少脱線気味ですが、私の家には高校生になる子供が2人います。
2人とも小学校からPCを貸与されてます。
パシャ打ち公開後、うちの子供たちにタッチタイピングについて聞いてみたところ、2人ともまったく出来ないとのこと。
「まわりの同級生はタッチタイピングできるのか」と聞くと、「たぶん、できないんじゃない?」とのこと。
マジか・・・
GIGAスクール構想で何千億円という税金を投入して、タッチタイピングすらできない学校のIT教育。どうなってんだと思いました。

GIGAスクールの1期だから、難しかったのかな?などいろいろと考えさせられるのですが 大きく、2つの原因があるからだと思っています。

  • 教員のITリテラシーが低い
  • 教材として効果的なタイピングソフトが少ない

「学校の先生はいそがしいから、全員にちゃんと教育するのはむずかしいんだ」「うちの子供たちがダメなんだ」とか、いろいろ考えさせられました。
でも、一方で、税金を大量に使ってるんだからそれぐらい何とかしようよ、とかも思ってしまいます。
制度がスタートしたばかりだから、というのも理解はできます。でもICT支援員とかいるでしょう、とも思います。
またこういうことを書くと「学校にばっかり教育を押し付けんじゃねーよ」「そういう親がいるから先生が疲弊するんだ」「モンペア」という反論が出るのを分かって書いてます。
一応書いておきますが私は若いころ7年間、公立高校で教員をやっておりました。学校の先生がどれだけ忙しいかは多少は分かっております。

そもそもカリキュラムがどうなってんだと。

タッチタイピングの入力スピードについての具体的な数値目標が小学校学習指導要領に載ってない・・・

そりゃ、できねーわ。出来るようにならねーわ。これからも出来るようにならねーわ。。。

なるほど、それでパシャ打ちに小学生が流れ込んでくるわけね。タイピングのソフトウェアに税金使ってないし、
おそらくこのソフトを使いなさいとか、こうやって教えなさい的なガイドラインもない。

・・・理解はしました。その時は。
でもやっぱり、タッチタイピングは出来て当たり前の世の中になってほしいといまでも強く思っています。
少なくとも学校教育でタッチタイピングやってもらわないと、私たちのような仕事をしている人が困ります。
PCを使っている会社はタッチタイピングができないと、生産性が上がらないです。
お金を使ってソフトウェアを導入したところで、使うのが人ですから根本的な解決にはなりません。
AIが入力支援してくれる世の中に、将来なってくれればいいのですが。

マネタイズについて考えてみる

弊社は企業です。NPO法人ではありません。
いくら世の中の為と言えども、ボランティアばかりしていたら社員の給与も払えません。

「こんだけアクセスがあるパシャ打ちをなんとか収益化できないか。」
真剣に考えました。何カ月もずっと考えました。

答えが出ず、とある大学の先生にもお時間を取っていただき相談に乗っていただきました。

学校から問い合わせがあるんだったら公立の学校をお客さんにすればいいんじゃない?
ところが学校は口をそろえていいます。「そんな予算、あるわけがない」
いまだに考え続けていますが、そもそも教育というジャンルでマネタイズするのは難しいところがあります。

なぜならば、現代は一人一台スマホを持っている時代で、その時点で情報インフラが手に入っているからです。
必要な情報はスマホさえ持ってればほとんどが無料で簡単に手に入る時代。あえて情報を得るのにお金を払うという人は少ないです。
AIも無料で使える時代。よっぽど貴重な体験じゃないと、人はお金を出しません。

たとえば、youtubeの動画。無料で観れます。広告が入りますがとりあえず無料。
でもネットフリックスはどうでしょうか?お金出しても見たいと思いませんか?

あとブラウザゲーム。無料のものがインターネット上に結構あります。スマホゲームも無料のものがたくさんあります。
でも、Switchやプレステなどのゲームはどうでしょうか?お金を出してまでも、やりたい人が多いと思うんです。

つまり、お金を出してまでもやりたいと思うのは情報コンテンツの「クオリティ」なんです。

「パシャ打ちにお金を払う」

うーん、、、俺だったら絶対に払わない(笑)
そもそも「タイピング」というコンテンツに広がりがないんです。「入力するだけでしょう?」その通りです。
タッチタイピングできなくても生きていけます。
すっごいクオリティのビデオが差し込まれるとか、すっごいシナリオで壮大なストーリーがあってすんごい体験が出来るゲームだったらお金を払ってやりたいと思うかもしれないです。
クイズ要素や、推理要素などを入れたとしても、今度は「それってタイピング要素は必要?」ってなります。

普通のサービスじゃ無理です。
タッチタイピングができないと企業に就職できない世の中だったら、みんなお金を払って学ぶかもしれません。

  • CtoBのおおまかなお金の流れ
    パシャ打ちを有料化するのは無理

じゃあ広告でもいれるか?
つぎはそう考えますよね。当然のことながら。
でもパシャ打ちタイピングはタイピング練習コンテンツです。スマホからアクセスするわけがない(笑)
微々たる広告費のためにユーザビリティを落とすのはどうかと。悩んでます。

いろいろと書きましたが、 それでもやっぱり学生や世の中の人が、タッチタイピングが普通にできればいいのに。
中小零細企業はそれだけで生産性が上がるのに。2時間の仕事が1時間で終わるようになるのに・・・といまだに考え続けてます。

パシャ打ちタイピングの現状と今後について

もっとリソースを投入すれば、もっともっといいサイト・教育システム・教育カリキュラムが出来るのに。と思いますが、現状は片手間にやっている分スピード感をもって制作できません。
しかしながら、毎日子供たちがアクセスしてきて一生懸命プレイしている姿を想像すると、簡単にやめられないような気がしております。
歳なのかな? と最近思います。
以前はもっとガツガツして新しいことにチャレンジして、ボランティアなど一切やらなかったのに。

そしてログを見ていてわかるのですが、パシャ打ちタイピングはフルHDの画面からのアクセスが多いので、おそらく大学生以上の大人の方のアクセス?なのかなと思っています。
作成グループを見ていても、高校や専門学校、大学、会社、介護施設?のグループが出来上がってるので多方面で活用してくれているのが分かります。
(そういえばパシャ打ちタイピングはもともと大人用のタイピングソフトウェアを想定して作ってました。。。)

活用してくれているということは、「タイピング学習」のコンテンツは少しは世の中で必要とされているということ。
必要とされている、というのが運営の唯一のモチベーションです。
もともと、限定した人に使ってもらうという目的で作ったソフトウェア、今はなんと累計で数百万プレイです。
学校教育を目的に制作したものではなく、そういった高い志も持っていなかったのに、
いまはタッチタイピングを学びたい人のスキルがすこしでも上がるような、手助けの一つになればと思っております。
なんとなくこんな感じになっちゃったソフトウェア「パシャ打ちタイピング」を今後ともよろしくお願い致します。