タッチタイピング練習方法

はじめに

タッチタイピングの練習方法について説明します。
タッチタイピングは、最初から「ひらがな」や「日本語の文章」を練習しても、できるようにはなりません。
まず最初に「アルファベット」を、キーボードを見ないで打てるように練習する必要があります。
ここでは、ちょっと大人向けの理屈っぽいことも含めて、おすすめの練習方法について説明します。

おすすめの練習方法

学習初期にパシャ打ちタイピングを使用してタッチタイピングを習得する場合、下記の方法をお勧めします。

パシャ打ちタイピング おすすめの練習方法

  • STEP1きそのトレーニングを毎日15分~30分。 「きそのトレーニング」てなに?
    きそのすべてのゲームで★3つ取得することを目標に、ひたすら継続して練習。
    入力時にキーボードは見ないでできるように
  • STEP2きそのトレーニングがある程度できるようになったら、初めて「ひらがな」のトレーニングを開始。
    ひらがなのすべてのゲームで★2つ取得することを目標に。
    その間、きそトレーニングも欠かさず毎日やる。
    入力時はぜったいにキーボードは見ないでできるように
  • STEP3上記 ①と②がある程度出来るようになったら
    今後、入力時はぜったいにキーボードは見ないと決めて
    いろんなタイピングゲームをやりまくる。
「きそのトレーニング」というのは中段・上段・下段・最上段のアルファベットをタッチタイピングするトレーニングです。
「きそのトレーニング」てなに?
「ひらがな」や「日本語の文章」のタッチタイピングをやる前に、アルファベットを完璧にタッチタイピング出来るようにしてください。
コツは、飽きないで毎日練習すること。
経験上、最低1~2カ月。
これで出来るようになると思います。 タイピングのいい例・悪い例

タッチタイピングが出来るようになる理屈

「なぜキーボードを見ないで文字入力が出来るようになるか」と言うことの説明をします。

「運動学習」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
知らない人はググってみてください。→ [運動学習]とは
なにかの運動を繰り返し練習すると、出来るようになるのが「運動学習」です。

自転車が分かりやすいです。皆さん、自転車に乗る時、乗ってるときにいちいち、ややこしいことを考えますか?
運動学習とは、一度体で覚えてしまえば、次からは無意識に出来るようになる学習プロセスことです。
話をもどしますが、
タッチタイピングは運動学習によって身につくものです。
練習を繰り返していれば、いずれタッチタイピングが出来るようになります。
そして一度覚えてしまえばめったなことで忘れないようになります。
タッチタイピングは自転車の練習と同じ

ひらがなから練習しない方がいい

よく、タッチタイピングの練習を始めるときに、「ひらがな」や「日本語の簡単な文章」から練習をスタートする人がいます。
あれは確実に間違っていると言えます。

なぜならば、たとえば「か」と入力するとき [k]+[a] と打つとして、 あらかじめ [k]と[a] のキーの位置を知っている必要があるからです。
  • ※パシャ打ちタイピングでは「かな入力」の概念は除外しています。

「たくさん日本語を打っていれば、いずれ日本語のタッチタイピングが自然とできるようになる」という説
→ これも絶対やめたほうがいいです。タッチタイピング初心者の練習方法としては、まったくイケてないです。

これをやっちゃうからキーボードを見ないと打てないようになってしまうと思うんです。
キーボードを見ないで、アルファベットを打つことが出来るようになって、初めて日本語のタッチタイピングが出来るようになります。

ひらがなや文章をはやく打てるようになりたいという気持ちは分かりますが、
さいしょにキーボードに並んでいるアルファベットをタッチタイピング出来るようにしてください。
アルファベットをタッチタイピング出来るようになれば、日本語のタッチタイピングなんて、すぐに出来るようになります。
「アルファベット」のタッチタイピングは、パシャ打ちで言うと「きそ」のトレーニングになります。
パシャ打ち きそのトレーニング

中段左手、中段右手、上段右手、上段左手...というように部分的に練習する

キーボードのキー配列を全部いっぺんに覚えるのは大変ですが、
[a]・[s]・[d]・[f]・[g] の5つのキーの位置を覚えるのはできそうじゃないですか。
そして、心理的ストレスも少ない。

人間そんなに賢くありません。
いっぺんに覚えようとしないで、キーボードのキー配置を部分的に覚えましょう。

ピアノの学習だって、右手の使い方、左手の使い方という風に、段階的に覚えるのが王道です。
ダンスだって腕の使い方・足の使い方・腰の使い方など、運動学習においては部分的に練習することはよくあることです。

いっぺんに覚えようとするからざせつするんだと思います。

あたらしい英単語を毎日100個ずつ覚えろと言われたら、やりたくないじゃないですか?
でも一日1個のペースだったらできそうじゃないですか?

運動学習なので、急いでやる必要はありません。
ある程度の期間、同じ練習を繰り返すのが一番効果的だと思います。

毎日15分以上、数カ月かかると思え

これを書いている私はタッチタイピングが出来るまで、2カ月弱かかりました。
毎日毎日、30分以上は練習したと思います。

2、3日練習したくらいで出来るようになると思わないでください。
アルファベットのきそトレーニングは毎日やって、それと併用してタイピングゲームをやりました。

でも練習した甲斐があって、覚えてからの恩恵はすごくありました。
継続的にトレーニングすることは大変なことです。とくに日常が忙しい大人はなおさら大変です。
でも、やったとしても数カ月。何年もやる必要はないです。
しかも一日、数十分でいいんです。
それで出来るようになるんだったら、絶対にやったほうがいいです。